B's Poetry

『我心の月面着陸…Show Must Go On!』
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あの日、誰もが深く傷ついた…

東北地方を襲った未曾有の大震災から丁度1年。
月鱒の3回忌の命日前日のその日。
黙祷を捧げ、例えようのない複雑な想いを胸に、1年前の震災翌日、月鱒の1周忌の追悼ライブの時と同じよ〜に、俺はただひたすらに、一路船橋を目指した。

通いなれた道、馴染み深い月面の空間と…そこに集う人達と分かち合う、毎回が一期一会の宴=月面ライブの、遂に、これが正真正銘の最後の夜。。

もぅなかなか船橋を訪れることもなくなるなぁ…と思うと、またやけに寂しくもなるけれど、、

♪月鱒は湿っぽいのが嫌いな、正真正銘のハッピー・フィートな奴だった♪

ここで出会った人達と、共に過ごした忘れ難い時間の数々は、その全てが、俺には一生の宝なんだ…。

それにしても、この広い宇宙で、月鱒とこの店に巡り逢えたことこそが…正に、奇跡と運命の物語りのはじまりだったのかもしれない。。

そぅだ!ブルースボーイやモックンともこの店で出会ったんだ。
ブルースボーイとリングも、この店で出会い、弦とさくらが産まれた。

「命名 さくら 山田洋次」

例えばそれは、“奇跡の色紙”のよ〜に、そのエピソードやメッセージと共に、きっと月面の話しにたどり着き、やがて伝説の男=月鱒(月のマスター)にまつわる物語り(ブルース)は、末永く語り継がれ、皆の心の中に間違いなく、『"HOUSE OF BLUES"無国籍料理 月』は生き続けるに違いない。。

播東和彦:Vo、
中野靖之:G、
大西 真:B、
松本照夫:Ds、

2010.3.12.
「ハッピームーンディグラ!」の1ヶ月後、
よりによって俺の月面ライブの朝に、突然逝っちまったにっくき月鱒。
その日、幻のライブに終わったメンバーの布陣と、
特別な夜に駆け付けてくれた、かつての盟友、松川純一郎(G)、旧友のジミ橋詰(Ds)、小野秀夫さん(Ds)、もちろん我らが期待の☆モックン=楠 智憲を含めて、誰もがタダ物ではない凄いミュージシャン達をはじめ、あの夜、見事月面着陸に成功してくれた全ての方々に、ありがとう!

哀しい気持ちをググッと堪えて、悔しい気持ちを噛み締めて、月鱒に負けないくらいの笑顔のままで、深い感謝の気持ちに包まれて…

俺は俺のやり方で、ありのままの自分の心に焼き付けた!

この春から高校生になる愛息子・アートもしっかりと見届けた!
月面での最後のライブを、俺らしく、しめっぽくならずに締めくくり、満喫できたことが有り難い。

その後も一晩中続いたアフターアワーズのセッションを終えて、中野家の人々からのアートの高校進学のお祝いのご馳走と共に打ち上げて、眠りにおちて…

晴れ渡った翌日は、播東家と中野家の全員で、月鱒のお墓参りに行ってきたょ。。

そしたら、約束もしてないのに、現地で丁度同じ時間に、月ママとバッタリ出くわした!
俺たちは気を利かせて、月ママの気がすむまで、月鱒と靖恵ちゃんを2人きりにしてあげることにした。。

お線香とビールを携えて、やがて、遂に訪れたお墓の中に、本当に月鱒は居たのだろ〜か!??…

アートと弦とさくらも一緒に手を合わせたお墓の前で、確かに、改めてひとつの現実を思い知らされて、ちょっぴり泣きたくなったけど、彼の命日に、ちゃんとここに来れたことが嬉しかった。

それは、大切な処。。それは大切な人。。

彼の地ニューオーリンズの大酋長、俺のビッグ・チーフ・ボー・ドリスの言葉を、俺は信じきっているんだ!

「Life is the Carnival!」(人生はお祭りさわぎだ!)

月鱒がいつも言ってたね…
「セッションから始めよう♪」って!

〜Show must go on!〜

yeah,誰が何と言おうと、これからも俺たちのパーティーを続けよう♪



P.S.長くなってしまいましたが、
月鱒が亡くなった後も丸2年に渡って、俺を出演させてくれた月ママ=靖恵ちゃんと、月面で出会った全ての人に…、船橋に心から感謝しています。

ありがとうございました!

i'm gonna keep on walkin' and singin' to be free…


月~000~001~000月~001



2012年03月13日
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