B's Poetry

『剣道10段の言葉…』
今や身も心も剣道に夢中の中2の我息子、アートが教えてくれた。

伝説の剣道10段、持田盛二(もちだ もりじ)という剣の達人が遺した言葉に、何故かとても深〜く諭される思いがしたので、是非ここで紹介させていただきたい。


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私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。

私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。
心で剣道しようとしたからである。

六十歳になると足腰が弱くなる。
この弱さを補うのは心である。
心を働かして弱点を強くするように努めた。

七十歳になると身体全体が弱くなる。
こんどは心を動かさない修行をした。
心が動かなくなれば、相手の心がこちらの鏡に映ってくる。心を静かに動かされないよう努めた。

八十歳になると心は動かなくなった。
だが時々雑念が入る。心の中に雑念を入れないように修行している。
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押忍 m(_ _)m 恐れ入りました。





※持田 盛二(もちだ もりじ)
  1885年(明治18年)1月26日-1974年(昭和49年)2月9日
  範士十段。号は邦良。
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2010年07月21日
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