沖縄ソウルバー界の重鎮=高良さんの店『O-Jee』30周年を祝う盛大なパーティーに招かれて、播東バンドは遂に、念願の沖縄初上陸を果たした。
あれは…今年の2月、旧友JIMI橋詰が初めて(松本)照夫ちゃんの代役を務めた夜の播東バンド@四谷三丁目でのライブに、たまたまビルボード東京でアレキサンダー・オニールを観た後に、川畑さんに連れられて、上京中のクックさんらと一緒に遊びにきた高良さんが、ことのほか播東バンドを気に入ってくれて、アフターアワーズのブラウン・シュガー@恵比寿で朝まで呑んで意気投合して、
「いつか播東バンドを沖縄に呼びたい…」と言ってくれたことが、全ての始まりだった。
そしてこの度の30周年という節目の宴に、全国各地から集結した“黒幕”たちと共に、播東バンドも沖縄初上陸を実現することができたことに、数々のご縁に、心から感謝している。
小春日和の東京を後に、南国のニオイがする沖縄に到着すると、「New Birth」のマスター・カツヤさんの迎えの車に乗り込み、那覇空港から会場に直行してサウンドチェックとリハーサルを終えて、ホテルのチェックインを済ませると即ロビーに集合。
当初予定されていた 22:30の出番までの間、ゆっくり寛いでほしいとの高良さんのイキな計らいで、本番前に地元の絶品料理の数々と泡盛をたらふくご馳になって、すっかり出来上がった播東バンドご一行。
会場入りする直前、車を降りると即、待ち構えていてくれた、なまはげシーサーとの久しぶりの再会を喜び、ふと視線を移した先に突然、「ハイサイ」とか言って微笑む見覚えのある笑顔を発見!?…wow,「なにしとん?」
なべっちさんの登場には、マジで一瞬呆気にとられて驚いたが、この想定外のサプライズもまた有り難くて、今回のステージのポジティヴなエナジーのひとつになったことは、言うまでもない。
何よりも、彼女の気持ちと行動力に、この場をかりて、改めて敬意を表しお礼を言いたい。"アリガトウネ"
その日は、Tシャツ一丁でも蒸し暑い沖縄の夜。
東京からも顔馴染みの連中が大勢駆け付けた会場には、総勢400人を超える筋金入りのファンキーピープル達のむせ返るよ〜な熱気と期待でごったがえしていた。
yeah,これだっ!間違いない!
この感じでこそ、播東バンドは本来の本領を発揮する!
当初の予定から約1時間半押し、正装してコワオモテに磨きが掛かったミラクル川畑の先導で、播東バンドが待ち構えるステージに上がると、もぅそこは俺達の世界だ…
勿論、サイコーのステージをお届けできたことが、何より幸せだった。
翌日のタコスとオリオン・ビール、ちゅらうみ水族館、ソウルバーの名店4軒のハシゴ…etc...
高良さんと、沖縄で出会った全ての人に、播東バンドのメンバーと、幸せな出来事のひとつひとつに心から感謝。
ありがとう、沖縄!
2013年11月28日