B's Poetry

『HOPE…』
5cc87623.jpg 今回は「DREAM」(夢)じゃなくて、あえて『HOPE』(希望)にこだわってみた。

あれは1994年の春、遂に、自由奔放でちょっと優雅な独身生活に別れを告げて、所帯を持つことになり、新築で庭付きで、9つも窓がある家と出会い、縁あってこの町に新居を構えた。

我家の裏には川が流れ、緑地保存地区の梅林があり、その手前には、毎日手入れをして管理してくれる人がいるフラワー・ガーデンがあり、1年中色とりどりの季節の花が咲き…、大好きな新百合ヶ丘も目と鼻の先だし、新宿にも30分もあれば行けるし、い〜所なんだよなぁ。。

正に、住めば都!

ここでアートは生まれ育ち…、亡き父も、亡き義理の父と母も大好きだった、居心地満点の我家も既に18年。

苦楽を共にした、一生忘れ難い年月を経て…、色んな所に少々ガタがきはじめてるし、なによりも18年の間に積もり積もった荷物の山に埋もれて暮す毎日に別れを告げて、身も心もスッキリと心機一転、家族で新天地を目指すことにした。

ご存じのよ〜に、今年は俺も歌手生活30周年、
無事高校に進学したアートも満16歳になったことだし、今が絶好の機会と一念発起して、この引っ越しを決意したわけだ。

しかし、いざ引っ越すとなると当然、金も時間もかかるし、まぁエネルギーの要ること…、
捨てても捨てても先の見えない単調な作業の連続、数々の思い出の染み付いた品々を仕分けしながら、これは大きな“試練”だと思い知らされると同時に、重要な意味を持つ“転機”なのだと 気付かされた。

梅雨の時期の引っ越し、4回に及んだ移動日は、いずれも晴天に恵まれ、毎回欠かさずに駆け付けてくれた愛弟子・ヤス(ブルースボーイ)の心意気にも改めて感激して、ますます絆を強くできたと実感している。

今やアートは俺の背丈をとっくに追い越し、あいつがまだよちよち歩きの頃、息子の成長を祈願して玄関前に植えた小さな苗木は、アートの背よりも大きくなった。

大人の階段を昇りはじめた最愛の息子、アートも後4年で成人を迎える。。

新天地の居間に積み上げられた段ボール箱は、やっと半分に減った。

俺は部屋の片隅の椅子に腰をおろして、一息つきながら しみじみと想う…

“本気で望まないことは 決して叶わない”と…。。

新たなる希望(HOPE)を胸に、我家の新生活が始まった。
新居には今日も、優しい風が吹き抜けている。。

「うちくる?」^^)


皆さん
ご声援、ありがとうございました。
どなた様にも、平穏な毎日でありますよ〜に。

今後共、可能な限り末永く、何卒よろしくお願い致します。



thanks a lot and GOD bless






2012年07月21日
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