

先月、世界中の音楽ファンに惜しまれてこの世を去った、カナダ出身の伝説のアメリカン・バンド、ザ・バンドのドラマー、リヴォン・ヘルムの言葉に心から納得、…素晴らしい。
Q:ドラマーにとって1番重要な事は何か?
A:「まず自分自身が気持ちいいと感じていなければいけない。
ドラマーがちゃんとしてさえいれば、他のプレイヤーをいつもよりも上手く演奏させられるからね。
もし彼が正に全体的な"いいノリ"を感じていて、その楽しい"感じ"を、皆にしっかりと"伝達"していれば、他の全員を普段以上に上手く演奏させられるんだ…そう、前の晩よりもいい感じでね!」
リヴォン・ヘルム−−−
oh yeeeeah!
旧友のパーカッショニスト、MAC清水が尊敬の念を込めて“日本のリヴォン・ヘルム”と形容した偉大なドラマー、松本照夫氏のことが即座に頭に浮かんだ。
そう、それを求め、その要求に応えてくれる 最も信頼できるドラマーの存在感。
リヴォン・ヘルム同様に、だから照夫ちゃんは超一流なんだ。
ギャドソンも勿論そうだし、照夫ちゃんと一緒にステージに立つ時、いつも以上の俺になれるのは、実は、そ〜ゆ〜わけなんだ。
Groove me! with the beat!!
※Levon Helm (1940.5.26 - 2012.4.19)
ボブ・ディランのバックも務めた、ザ・バンドでの活躍で知られる。
ロック、R&B、ブルース、フォーク、カントリー…あらゆるスタイルの音楽に関わり、歌手、ミュージシャン、俳優としても活躍し、ドラムスの他、マンドリン、ギター、ベース、ハーモニカの達人でもあった。その独特の歌声もまた素晴らしかった。
ザ・バンドのオリジナル・メンバー5人中、唯一のアメリカ人である。
R.I.P. Levon Helm.
2012年05月13日