B's Poetry

『大震災翌日・野口徹♪追悼ライブ@月面…今の自分にできること…』
210ceb4b.jpg2010.3.12.
あの日、船橋に向かう錦糸町のホームから世界一を目指して建設中のスカイ・ツリーが見えた。。。


あれから もぅ まだ 1年!??…俺達の記憶なんて怪しい

当然、お互いに背負っているものは違うが、、
前日まで誰もが、それぞれの日々の暮らしを営んでいたのに…

この度の大震災に遭われた方々のことを思うと、胸が痛くて苦しくて…恐ろしくて、ただただ途方に暮れてしまいそうな自分を、正直、持て余しているよ〜な…ちっぽけで無力な己自身が情けない。。

翌日(3/12)は、丁度1年前の同日、俺のライブの朝に突然死んでしまった大好きな奴、大切な友人=船橋のライブ・ハウス・名店『無国籍料理・月』のマスター、野口 徹の命日で、仲間達と一緒に精一杯、追悼のライブを、無事にやり遂げたことを嬉しく思う。

バンドの要、ドラムスの松本照夫は、道中何度も足止めをくらい、メールや電話で交信しながら…5時間近くもかけて、やっとの思いで月面にたどり着いた。

俺達はただ、あの“月鱒”が遺してくれたあの空間に、故人を想いながら1年前のあの夜のよ〜に、ただただ音楽を奏でるために、歌を歌うために、言葉にならない同じ想いを分かち合うために…ただひたすら月面を目指した。

こんな状況の中にもかかわらず、たとえ一瞬だけでも…、万障お繰合せの上、月面に足を運んでくれた全ての人に、その気持ちに、心の底から感謝します。

やっぱり、月鱒は俺達にとって確かに今も、愛しくて素敵で大好きで…たまらなく大きくて、リアルな存在だと思い知らせてくれる!

月鱒 ありがとう

君のいないこの世の中は、相変わらず…どころか、今まで誰も知らなかった、想像を絶する前途多難な試練を迎えてしまったが、、

君に出会えたこと、君と過ごした時間は、俺達にとって一生の宝物だし、、君の明るい笑顔とメッセージは今でもこんな俺に、変わらぬ一握りの勇気をくれる。。

若い未亡人、月ママ=靖恵ちゃんが、がんばってがんばって、若いスタッフ達と1年間守りぬいてくれた月面がそこにあることの幸せ。。

靖恵ちゃん、ありがとう
束の間、とっても有り難くて、俺にとっては、まるで奇跡のよ〜な幸せな一時でした!

〜〜〜〜〜〜〜〜
♪ギター抱えて奴が来る〜セッションしよ〜と言いながら〜♪♪♪
〜〜〜〜〜〜〜〜

たかだか半世紀…、俺の生きてきた人生観や価値観なんてもぅすっかり、遂に粉々に吹っ飛んじまった。。

突然の災害時には、例えば大事なギター1本持ち出せないということ…、まずは自分と家族の身の安全の確保だけで精一杯だという現実、“着の身着のまま”という言葉の本当の意味も、今更ながら思い知らされてしまっているわけだ。。

はい、オッサンってば…切ないよねぇ。。。。

我々は皆、何故か今日も生かされていることの幸運に、もっともっと謙虚に感謝して、日々を精一杯生きなきゃいけないと気づきながらも、…ふとまた途方に暮れてしまいそ〜になる自分がいるのも事実だが。。

この大震災の悲惨な状況の前に、まずは些少なりとも義援金を送ることを決め、同じ東北人で被災地出身の友人のダンサー達と一緒に、チャリティー・コンサートの実現に向けて動きはじめた。

今の自分にできる事を精一杯やります。
もしも賛同してくれる方がいるなら、ど〜か声援を送って下さい。

“強く願わないことは叶わない!”

そのためにも、皆さんど〜かお元気で!



…'wanna make somebody Happy! 



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Thank you,Tsukimas! 




2011年03月14日
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