B's Poetry

その日は最も敬愛するギタリストの1人であり、ヴォーカリスト、
大先輩にしてマブダチであるカズ南沢の“大台ライヴ¨（満50歳の誕生日）

クリスマスと年末の気配で慌ただしい原宿、
何故か、今時のおねえちゃん達で混み合う「コンドマニア」を横目に渋谷方向に…
寒さにかじかみながらブラザー・カズの祝福に駆け付けた。
苦節うん十年…幾つもの時代と痛みを乗り越えて来た…
満面の笑顔で、相変わらずの彼が居た。（笑）Oh,Yeah !

自称“自由ヶ丘のファッション・リーダー¨ことレイニーズ加藤が
チェ・ゲバラばりのベレー帽で微笑んでいる。（今夜はテレキャスベースを持参…）
大好きなドラマー、松本照夫がそこに居るだけで嬉しくなる。
スーツで決めた!?法田勇虫はテクニシャン！
絶品、ボブ斎藤のサックスが全ての空間にドラマチックな色を添え…
紅一点、醍醐弘美がむさ苦しいオッさんバンドに（笑）花を添える。
レイニーズ・バンドは今一番お気に入りの、Hotな音を出すCoolなバンドなのである。

カズ南沢が歌い出す…名曲“Thrill is gone¨
その歌声に、ギターに、すっかり心を奪われる。　…素晴らしい！
懐かしさや、、何度も傷つきながらも今だに消えない夢のかけらや、
未来に細やかな希望を抱きながら生きている今現在が……
全てがその“音¨を通して、瞬時に自らの中に照らし出された残像を静観しながら…
グルーヴに身を任せる（えーなぁ…）その場に居れる光栄、束の間の幸せに満たされる。

特別な夜、祝福に駆け付けたブルースマンの母親から、
ステージの息子に手渡される花束…照れながら、老いた母を紹介する今宵の主役……

カズのかっこいーオリジナル曲“I Know¨（名曲です。こんな良い曲がライヴでしか聴けないなんて…）
レイ・チャールズ・バージョンの“Imagine¨…もう言う事無し。

一夜限りの名演奏、楽しい時間はアッと言う間に過ぎていく。
オープンアクトをつとめたSuger Pinpsの2人も加わり、
宴をしめくくる“Let's go get stoned¨の大合唱------------------------

男が男に惚れるという言い方はどーかと思うが、
こんなにも心底好きと思えるシンガーやミュージィシャンがいる事、
友人に出会えた事を嬉しく思う。
師走の都会の片隅、束の間の幸せな夜は更けていく……

来年（2003年2月）遂にレイニーズ・バンドのLive Recording（～ＣＤ発売）が決定！
来週はこのバンドと播東フル初共演ライヴ！益々、面白くなってきた。
今後の“Rainey's Band¨にご注目あれ！

Happy Birthday to Brother Kaz !
I like your style. and I'm always on your side.
Be Happy & Be Positive !------------Keep in touch…☆βando+thanks Peace !