B's Poetry

*ホイットニー〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜 歌姫との思い出…in NY  
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神に選ばれし
天性の才能を授かり
奇跡の歌声と輝く笑顔で
世界中に愛された
歴史的スーパースターの
栄光と挫折
愛する者たちからの
裏切りと略奪に傷つきながら
光と影に彩られた
孤独な日々と
誰にも看取られなかった
早すぎる突然の死

誰もが憧れを抱いた
偉大な歌姫の
知られざる素顔と生涯の記録。

WHITNEY(ウィットニー)と"ニッピー" 
ひとりの女性の複雑な内面
葛藤と挑戦の真実
命と魂が燃え尽きるまでを知り
その永遠の歌声に
今再び
きっとあなたも涙する。

…………………………………………………………………

俺の記憶が確かなら…あれは
1988年の晩秋のニューヨーク

ホイットニー(やマイケル)の
ビデオクリップやショーで
バックダンサーをつとめた
(現在来日中の)俺の親友の
(劇中にも登場する)
ブライアント・ボールドウィンの
スパニッシュハーレムの
自宅に滞在していたある晴れ渡る日 

突然思いついて
俺はブライアントに
ワガママなことを言ってみた。
「ホイットニーに会わせてくれるって言ってたよな!!?」
するとブライアントは
急に色んなとこに電話して
遂に「オーケー!!行キマショ!!」 
と言って、俺を連れ出し…
ふたりは張り切って
イエローキャブに乗り込んだ。

マンハッタンのおっきなビルの入口で
巨漢の黒人セキュリティーに囲まれ
金属探知器まであてられて
身体検査をパスして
中に入ると間もなく
再びバンザイ状態で身体検査を受けて
やっと俺たちはそこにたどり着いた。

重たい扉を開けると
そこは大きな(学校の)体育館みたいな所で
ステージ前の上手下にセッティングされた
バンドやダンサーと共に
ホイットニーは正に、
ワールドツアーのための
リハーサルの真っ最中だった!!

しばらくすると
ブライアントに気づいたホイットニーは
リハーサルを中断して
ブライアントに駆け寄り
ハグして再会を喜び涙ぐんだ。

隣りでドキドキしてる俺のことを
「日本からきた親友で素晴らしいソウルシンガー」
と紹介されたホイットニーの一言
「wow, me too!!」(私もよ!!) 
とギュ〜ッとハグしてくれた時の
物凄〜くいいニオイと
優しい笑顔が忘れられない。

そして急遽、リハーサルは休憩に入り
ランチタイムになり…
俺とブライアントは
ホイットニーの手作りの
サンドイッチやフルーツを
ご馳走になりながら
スッピンの彼女と談笑した。

キャンディーっていう
トランジスタグラマーで
恐ろしくキュートなダンサーのことや
(映画にも登場する)ロビンという
女性のことも忘れられない。

そのうちにランチを終えた
ミュージシャンたちが 
楽器を手に思い思いに
思いっ切りブルースの
セッションを始めると
いてもたってもいられなくなった
ホイットニーは
「ちょっと失礼」
と言うと、急いで
マイクの前まで駆け寄り
俺たちを指差して
もの凄い声で歌い始め
とんでもない
即興のブルースで
俺たちへの
歓迎の想いを歌にしてくれて…
俺たちはもう感無量で
胸がいっぱいになって
涙目になってしまった。

そして、俺は我慢できずに
彼女に心からお願いした。
「いつかブルース・アルバムをリリースしてね!!」
「あら、できたらいいわね…でもみんな喜んでくれるかしら‥」
「絶対!!まっ先に俺が買うから!!」
と言う俺にウインクしながら微笑み
「thank you 」
なんて言われて
俺は瞬間で恋におちた!! lol 

やがて別れる時がきて、
「世界のどこにいてもアナタたちのことを忘れはしないし、私はいつもアナタ(たち)を愛しているわ」
と…語るよ〜に
ア・カペラで歌ってくれた
I Will Always Love You…♪♪♪
あの女神のよ〜な
天使の歌声が…今でも
俺の心の底で鳴り響いている。。

スッピンを理由に
スーパースターとの
記念写真は丁重に
お断りされたが、
今では時代遅れの
オンボロの革ジャンにもらった
サインと😊ニコニコマークは
俺の過ぎ去りし日々に起きた
奇跡のよ〜な
人生のハイライトの瞬間の
ひとつとして
未だにたくさんの感謝の気持ちと
愛と勇気をくれるんだ。

俺は断言する
彼女は、本当に美しい人だった。

thanks a lot and God blesses 
i love you 
R.I.P. Whitney✨


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さ、そしていよいよ
俺の神様たちがやって来るぞ!!

電車の中刷りを見ながらも
俺は思わずご挨拶して
ひとりでニヤニヤしてしまう。

心底好きで好きでたまらない
あの人たちにまた会える…
正に生ける伝説=Living Legends 
正真正銘の本物の中の本物に!!
もう1度 再び
あの方々の生演奏を聴けるなんて…
もうど〜しようもなく
嬉しくて
有り難くて
幸せで
なんだか既に
もうグッとくる。。

David T.Walker (78) 
James E.Gadson (80) 

俺にはもう見えている
再会を歓び
互いを強く抱きしめ
微笑みを交わす
自分の未来が…yeah❗

thank my God