B's Poetry

『親子で一緒にローリング・ストーンズ@東京ドーム…』
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あれは…1989年の冬のニューヨーク。

あの日のことを、俺は一生忘れることはないと思う。

ビートルズが、ミュージシャンとして世界で初めてスタジアムで単独コンサートを行なったロックの聖地、ニューヨーク・メッツの本拠地=シェイ・スタジアムの上空には、ニューワーク空港を離発着する飛行隊や、マスコミのヘリコプターが何機も飛び交い、超満員の熱狂的なファン達が雄叫びをあげてヒートアップしながら、今や遅しと“悪魔のよ〜な神様”ローリング・ストーンズの登場を待ちわびていた…yeah,その大きな渦の中に、確かに俺もそこに居た。

下馬評どおり、オープンアクトを務めるはずだった噂のガンズ&ローゼズは出演をドタキャン。
当のストーンズが登場するまでの間にぶっ倒れて、担架で運び出される輩が続出する異様な光景を眺めていた。

やがてやっと、メンバーがステージに現われてスタンバイ。
そしてミック・ジャガーが登場すると、大歓声の中をマイクの前で開口一番…
「クソ、俺はこれから仕事だぜ!」って!?
次の瞬間、散々待たされた数万人のお客が一斉に「ふざけるな〜っ!」とブーイングとストンプで講義する爆音は、キースのギターが始まると共に大歓声に変わり、遂にミック・ジャガーはしたたかに歌いだした。

♪If you start me up!…I never stop!!

あぁ、あの日の興奮と感激が、今も鮮明にこの胸に甦る。。

…あれから25年。

オープニングの曲♪Jumpin' Jack Flash に胸が踊った。

アートと一緒に東京ドームでストーンズを観ているなんて…そりゃも〜、願ってもない幸せな一時を満喫して、親子で思いっきりはしゃいでやった!

御年70歳のミックがステージを走り回り、キースがお馴染みのリフを弾きまくり、ロン・ウッドがヴィンテージ・ギターを弾きながら微笑み、チャーリー・ワッツがシンプルなドラムセットでぶっといビートを叩き出し…、おまけにあの夜と同じ“バックコーラスの歌姫”リサ・フィッシャーがいて、ミック・テイラーまで現われた。。

アート、目の前のスーパー・スター達が教えてくれたことを、覚えていろよ。

『好きなことをやり続けるのに、年齢(トシ)なんて関係ないんだっ!』

お互いに、いつの日にかふと振り返ると、きっとあの日は特別な一日だったことを思い知るんだろ〜なぁ…

ありがとう ローリング・ストーンズ!

アート、サイコーだったなっ!


2014年03月08日
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